金容崙   japanese korean  
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岩のように

山寺に風が吹くある日、帽子を深くかぶった山中の人のような方が私の庭に入ってきた。表面には表さないが、何かを深く追い求めている岩のような感じを与える人だった。少し気難しい性格の私であるが、その純粋さに惹かれた。これがキムヨンユン巨師との出遇いだ。
突然、壺を持ってきても何も説明する必要はない。その壺を眺めるだけである。眺めるだけで心が氷解する。煩悩の妄想を休ませてくれる彼の作品は、たぶん巨師のすべての苦悩の波が止んだかのようなきれいな心が盛られているからであろう。
闇を通り抜けた者だけが持つ明るい日ざしのような温かさ。
体つきに似合わない童児のような笑いが美しい、佳き人キムヨンユン。欲がない巨師の未来に仏様の慈悲が共にあるようにと祈った。
風吹く山寺の日誌

 


     
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